一番避けたい失恋

前の記事に相手に別れを告げる時は、きちんと覚悟が出来てからにした方がいいということを書いたと思います。

 

苦しくなって思わず別れたいと口走ることありますよね。この時、彼と別れたいのではないのですね。彼と付き合っていることで、自分が感じるいやーな感情とサヨナラしたいのです。寂しさ、悔しさ、悲しさ、怒り、様々なネガティブな感情ですね。

 

彼と物理的に距離を取ってみると、このネガティブな感情以上に、強い寂しさに襲われることがあります。こんな寂しい思いより、前の寂しさの方がマシじゃない?と。

 

そうなると、また彼に連絡を取りたくなります。ここで彼がすぐに戻って来てくれる場合もあれば、彼の意思が固まって、本当の別れとなることもあります。このまま別れが来た場合、初め振ったのは自分なのに、結果的に振られた形になってしまいますね。やっちゃった!と思っても、後悔先に立たず。

 

一番避けたい失恋です。

 

 

そして、今

彼との出会い10話お読み頂いた方の中には、わたし達の方がマシと思われた方も多いと思います。わたしも彼じゃなかったら、とっくに諦めていました。

 

今も会える時でも1〜2ヶ月に一度くらいしか会えませんが(彼が地方に行っていたり、わたしの都合でもっともっと空くことはあります)

ケンカしながら、時に心がすれ違いながらも、その都度、軌道修正しながら続いています。

 

わたしは彼と出会ってなかったら、恋愛心理学をここまで学ぶことはなかったと思います。カウンセラーはもともと資格を持っていましたが、今のスクールには通ってなかったかもしれません。

 

未来はどうなるか分かりませんが、わたしは彼と出会えて幸せです。

彼との出会い⑩

新しい人とお別れして、その後は今の彼の仕事が少し落ち着いた年だったのと、わたしが彼の元に行ったり、近くの現場になって、仕事帰りに会えていました。

 

そして今年(2017年です)を振り返ると、だいたい1か月に1度くらいは会えました。現在は彼の仕事の合間がなく、少し間があいていますが、わたし自身がスクールにに通いながら仕事をしていて、また老犬が3匹立て続けに入院するというバタバタの日々を送っているので、特に気になりません。

 

今はラインもわたしの方が間隔があくことが多いです。彼の休日にわたしがセミナーだったり、すれ違うことも日常的ですが、決めたわけではないのですが、1日に1時間程度時間を作ってラインを続けてしたり、ビデオ通話をしたり、出かける際はどこどこに何をしに行くと報告し合いながら、写メを送り合っています。

現場が忙しくなると彼は休みなく、深夜まで働いているので1日数回しか連絡が取れなくなり、コミュニケーション不足からすれ違いが起こり、ギクシャクすることもありますが、何度もそれを乗り切っているので仕事が落ち着けばまた元に戻る信頼感があります。心の絆が出来ているのでわたしの心は穏やかでいられます。ただここまで来るのに相当苦しみましたよ(^^;

 

以上、去年アップし、削除したものを再度載せました。お付き合い頂きまして、ありがとうございます。

彼との出会い⑨

結局どうしたかというと、しばらくは同時進行していました。

 

彼が山口にいる以上、物理的に会えないし、これからもまた同じように会えないと思っていたからです。

 

しかし彼の異様な束縛が始まりました。友達とランチをするにもどこに何時?何時に帰るの?写メ送ってねと。帰宅予定時間になると、もう時間だよ!と何度もラインが来ました。あれから数年経った同じような束縛は続いています。

 

この時、新しい人には何も話していませんでしたが、この彼も同じように、束縛がキツくがんじがらめになっていました。ラインの返信が遅いと「誰と会っているの?」と。そして人をいじって笑いを取る人というタイプということが分かって来て、年齢のことをいじられたり、わたしの好きなアーティストの悪口をわざと言う。すぐに上げ足を取る。決定的な出来事はわたしは押し花でアートを作ることが趣味でしているのですが、ある日アジサイを押し花にしようと半紙に並べている時に「何してるの?誰といる?」と新しい人からラインが来たので、花を並べた写真を送りました。すると「なにこれ?気持ちわる!虫みたい!」と返信があり、この人ともう無理だと思いました。

会えば会うほど私は精神的に落とされ、会うことも連絡を取るのも嫌になって、だんだん疎遠にしていきました。

彼との出会い⑧

彼に打ち明けてからの彼の態度は、ガラリと変わりました。

物凄く束縛が強くなりました。

 

性格的には新しい人よりも、前の彼の方が良かったのと、そもそも好きだったので、わたしが迷っているのを知ると、無理して会いに来てくれました。10か月ぶりの再会です。

 

その時は散々彼にどれだけ辛かったか、泣いたか伝えました。彼は申し訳ないと謝ってくれましたが、わたしはまだどちらにするか迷っていました。

 

ちょうど年末年始で、彼も帰って来ていたので、数日会いましたが、新しい人とその前から、初詣に行くことを約束していたので、二人で行くことを彼に伝えました。

 

同日に彼が山口にまた当分行く日で、見送りに来て欲しいと言われましたが、その時は、まだ彼のことが信じられずわざわざ見送りに行く気になれなかったのです。

 

その日のことを彼は山口に行くのが、物凄く辛かったと言っていましたが、わたしのこの数か月に比べたらマシと思っていました。今はもうわだかまりはありませんが

しばらく彼を許すことができませんでした。

 

⑨へつづく

彼との出会い⑦

彼と会えなくて、7ヶ月くらいが過ぎた頃に、彼は東北でストレスから、胃に穴が開き、緊急搬送、緊急手術をしました。

 

彼の家族は入院手続きだけして、翌日には帰宅したようでした。管に繋がれて、寝たきりの人をそのままにして置いていくんだと、彼の奥さんが彼を大切にしていないのが、状況だけでよく分かりました。

 

彼は命がけの仕事をしています。日本のブラックなんて甘いくらいの仕事量です。1ヶ月休みなしで、夜中まで働くこともあります。でも一切愚痴は言いません。言っても眠いくらい。それは絆ができた今もです。

 

奥さんの実家の仕事をしていれば、こんなに大変な思いをしなくてもいいのだろうと思うのですが、男としてそれは嫌みたいです。これも彼の顔を見ての推測ですが。

 

彼の一人の入院生活は3週間続きました。退院後、地元に帰っても自宅には戻らず、復職まで実家で、静養していました。奥さんから世話が出来ないから実家に帰って欲しいと言われたそうです。

 

そして復帰後、間もなくして、体調も戻っていない状態でまた地方の現場に戻っていました。

 

 

その間思うこともあり彼が退院しても結局会えず、

もういい!と思っいた時に、年下の男性と知り合う機会がありました。

 

家も近く、新しい人は仕事もそれほど忙しくなかったので、平日も仕事帰りに食事をして帰る日々でした。

とてもユーモアのある男性でした。バツイチで温泉やドライブが好きで、あちこち遊びに連れて行ってくれました。

 

遊びに行く時は、もちろん彼には内緒でしたが、もう会うのは諦めていたので、罪悪感も何もなかったです。もうこれでいいと思いました。

そう、もういい、もういいそんな気持ちでいました。

⑧へつづく。

彼との出会い⑥

それから3回ほど立て続けに会えたのですが、

彼が地方へ行く日になりました。

 

確かその時はわたしの地元の方面たったと思います。

 

すぐに会えると思ったのですが、そこから延々と会えない日々が続きました。1ヶ月経つとまた違う場所へ行き、そこで1ヶ月。現場になると更に忙しく、ラインも1日数回の時もありました。

彼は電話が苦手なのでほとんどなく、付き合っているのかなんなのかよく分からなくなっていました。

 

普通ならそこでお別れになるのかもしれません。

でも別れることができませんでした。

 

苦悩は計り知れませんでした。眠れない夜も、ケンカ腰に彼に食ってかかったこともありました。距離を置いたり、別れるとわたしが言ったこともあります。

 

周りの友達、特に男友達からにわたしのことを思ってくれているのは、分かるのですが、散々なことを言われ続けました。わたしは彼の所有物。大切ではない、モノなんだよ。と。

 

これは確かなのですが、男性の本心は言葉ではなく、行動なのです。好きならば無理してでも会いにくる。だからどんなに遠距離で、忙しいからと言え、会えないのはわたしに気持ちがないから?そう思わざるを得ませんでした。

 

その頃、時間があれば、男心について書いてある本や、記事を読みあさっていました。それはアホみたいに。この時期があったから、今心理学を仕事にできるようになったと言っても過言ではありません。

 

季節だけはどんどん移り変わり、出会ってもうすぐ8か月になるころ

彼が東北の現場で過酷な労働とストレスから胃に穴が開き、

職場で倒れて緊急手術になりました。

⑦へつづく