彼の気持ちが手に取るように分かるようになる①

今日、明日はわたし達が当たり前にやっている間違ったコミュニケーションの仕方を、もう少しいい関係が築けるようになれたらと思って書きます。彼との関係、友達や家族、職場でも使えますから、興味のある方は最後まで読んで下さいね。

 

現在恋愛をしている方々は千差万別で、当然ですがみんな状況が違う訳なのですが、ただ目的は同じですよね。

「幸せになりたい」

今が幸せの絶頂なら、それがさらに幸せになり、そして延々に続きますようにと願います。

 

ただ困難は誰にも訪れるわけで、そこをどう乗り越えるかが、人生の目的だと思うのです。恋愛においても今のままずっと仲良くいられれば、きっと幸せなのですが、いかんせん相手は育った環境も性別も考え方も違う訳ですから、ぶつかることも当然あるのです。

 

なぜ彼とぶつかるか?なぜ問題が出て来るか?なぜ彼の気持ちや彼のことが分からなくなるか?自分はどうしたらいいのか?

 

これは相手を理解していないからなんですね。普段は理解しているつもりでいるのです。女性は特に察することが得意ですから、半分も話しを聞けば彼が何を言わんとしているか分かるのです。でもこれが間違い。わたし達は分かったつもりでいる訳で、そこに「きっとこうであろう」「そうに違いない」があることがとても多いのです。

 

自分の価値観や観念で思い込みが入り込んで来るのです。言葉のキャッチボールは心のキャッチボールです。相手がどんな球を投げて来たか、その球をよく見なければ、違うボールを相手に返してしまうのですね。これは女性同士の会話にとても多く、急に違う話題になったり、また戻ったりしますね。美容の話しをしたのに、友達は「そう言えばここのランチ美味しいよ」とコロコロ話が変わりますね。どれだけ相手の話しを聞いていないか分かりますね。話しを聞いているフリをしながら、頭は違うことを考えていているか、次に何を話すか考えているからこうなってしまう訳です。キャッチボールは同じボールを返すのがマナーですね。

 

どんなに親しくても相手は違う人間で、完全には理解出来なくとも、理解と関心を向けるだけで、今まで見えなかったものが、見えてくることがたくさんあります。自分のことを理解して欲しいという気持ちが強い時は、相手のことは何も見えません。まず自分の要求は横に置いておいて、相手に興味、関心を向けてみると、今まで分からなかった部分が分かって来ます。彼が何を考えているか分からない、一人で迷子状態になることもなくなるのです。

 

彼が言う言葉をひとつひとつ丁寧に聴く。「聞く」ではなく、「聴く」。耳と目と心が入っている「聴く」です。時には敢えて察することをやめて、確認するのです。「今の話し良く分からないんだけど、これってこうゆう意味で合ってる?」「それって○○でこうでこうなったの?」と確認するのです。

 

毎回聞くとただの鬱陶しい人になりますが、相手にとって重要な話しの場合、要約して伝え返すと彼の心では何が起こると思いますか?

 

大切にされた

理解してもらえた

 

と感じるのです。

これをすると相手も自分にもいいことが起こり始めます。

 

②に続く。