恋愛心理学講座 セックスレスになぜなるか?

今夜は所属しているカウンセラー養成スクールの恋愛心理学講座に行きます。今東京に向かう電車です。

 

講座の後に受けて来た内容を、シェアしたいと思います。

 

 

それから数日後…

 

なかなか書けずにいましたが、今月の土日のセミナーも昨日無事終わり、ホッとしてやっと書けます(^_^;)

 

人との距離を向き合って縮めていくと、手を伸ばせば触れるくらいになりますね。この距離をパーソナルスペースと言います。人によっては、もっと広い人もいます。男性は女性より広いようです。この空間は他人に入られると、不快を感じる対人距離ともいいます。このパーソナルスペースに入る人って、大人になると、恋人、家族くらいですね。

 

では子供の頃は?親や祖父母が多かったのではないでしょうか?

 

大人になりパーソナルスペースに人(恋人など入られても不快を感じない人)が入るとどうなると思いますか?瞬時に親を「投影」するのです。分かりやすく、わたしなりの言葉で説明させていただくと、自分も気がつかないうちに、親を思い出して、親から子供時代にもらえなかったニーズ(〜して欲しい)を相手に求め始めるのです。

 

恋人に対して赤ちゃん言葉になってしまう人、ベタベタ甘えたくなる人、まさしくこの投影が働いています。愛して欲しかったけど、親は十分愛してくれなかった。そんな未完了の思いを恋人から、してもらおうとするのです。

 

この投影、悪い訳ではないのですが、結婚やお付き合いが長くなり、愛情の曲線が緩やかになった頃に、影響が出てくることがあります。パートナーが異性に思えなくなる。この時点でも、わたし達は気がつかないのです。ただ、セックスする気が起きない。異性として見れないのです。仲が良くてもセックスレスになるケースは、この親を投影してしまったことによることが、多いと思われます。親とセックスはしたくないですからね。何度も書きますが、本人は何故か分からないのです。

 

では、どう対処したらいいのか?まずはこの投影が起きていることに気づくことが大切です。そしてもう一度、異性としての見ていく努力がいります。これを投影を取り戻すと言います。

 

簡単ですが、何か相手にしてもらったら、ありがとうと言う。小さい頃、親にいちいちありがとうと言いませんでしたね。口に出すと、脳が勝手にこの人はお母さんではない、お父さんではないと認識するようになります。

後は、付き合い始めた頃に行った場所に、二人で行ってみたり、ロマンス期にしたことをするなど、恋人気分を味わうのです。

 

彼はあなたの愛する男性なのです。