他人軸から自分軸へ

以前のわたしは「みょーに優しい人」でした。友達の相談に話を何時間も聞き、地区の違うゴミの分別まで調べて教えてあげるという何でも屋。その時は時間の比較的あり、暇でした。

 

何もできない友達の世話を焼いているあまり、その友達の依存ぷりは半端なくなりました。あ、ゴミの分別の時点で、既にアウトですね。

スマホがあるので、調べれば自分でも分かることも、わたしの都合構わず、調べて!と。外出先でも早く返信欲しいのと催促もありました。

でも友達の家族が家にいる時は、休み明けまで未読スルー。

 

まぁ、鈍感なわたしでも、え?と思うようになりました。その後、距離を置いて半年以上音信不通状態でした。

 

それがつい最近、また連絡が来て仲良くなりました。今のわたしは、調べれば分かる質問には「ググって自力で頑張って!」と断れるようになりました。そして「また○○について聞いて欲しい」というラインもスルー。

 

その友達も職種は違いますが、勉強をしているので、時間の大切さはもう分かるはず。他力ばかりに頼るのはお互いのためになりませんよね。人間の時間は有限です。

 

前は無意識に、相手の要求に応えていましたが、今は無意識に断ることができます。「なぜ、わたしがやらないといけないの?」って思います。やらなくてもいいことを、大切なわたしにやらせないという選択です。

 

1年余り、自分が好きなことをして、自分が嫌なことはしないという取り組みをして来ました。できるだけ自分に「これやりたい?何が食べたい?」と細かく聞くようにして、自分の本音の部分を出すようにしていました。やりたくないことは、極力やらないか、短時間で済ます。人のためや助けたい症候群もほどほどなりました。自分がまず最優先。

 

先輩の講座の手伝いも遠方で、交通費自腹なので、やんわり断りました。朝早く起きて、バス、電車で往復4時間は辛い。

 

一人でいる時は頭の中は他人のことを考えず、自分に集中。自分の好きなことをさせてあげると、自分が好きになります。人に嫌われそうですが、自分を大切にすると、他人も自分を大切にしてくれるような気になります。友達にもはっきり伝えて、困った質問やお願いも減って来ると思います。変わらなくても断ります。

 

自分軸で生きるととても楽です。