別れのプロセス③

②からの続きです。

 

その数日後、久々にわたしは学校の講座に出るために、夜都内に向かいました。

 

会場に着くまで、彼にラインを送って、講義中に彼から仕事が終わって帰ると連絡が来ました。

 

あーもう帰るんだと思ったら、また何ともやるせない気持ちになりました。帰りは友達と電車で帰り、友達と別れてから、彼にお疲れ様と送りました。前までなら、講座の終わる時間に「終わった?」と来たのですが、そこからしばらく既読にもならず、ラインが帰って来たのは、もう家に着く頃でした。

 

それにも失望。今となって思うと、何時に終わるか講座によって違うので、終了時間を知らせてなかったわたしが悪いのですが、その時は家庭が大切だからなと思って、そのまま放置してしまいました。

 

翌日見ると彼から怒りのラインが入っていました。その日が土曜で彼が仕事なのか、休みなのか教えてもらってなかったのにもイライラして、険悪な感じでライン終了。それも未だ伝えていません。

 

わたしはその日は夜に友達と会う約束をしていたのですが、もう彼に報告するのも面倒で、何も言わずに最終のバスで帰りました。彼からは夜遅くにおやすみのスタンプ。

 

なんでなかなか会えないのに、束縛するんだろう?と思っていたし、どうせ夜はラインが送れないのも分かっていたので、内緒で出かけても何も問題ありませんでした。

 

わたしはそのスタンプを翌日、今日まで未読スルー。昼間に既読してスルー。彼からその後スタンプが来ましたが、未読のまま。今深夜です。

 

彼は常々、わたしが決めたら引き止めてももう無理と言っていたので、今回は覚悟はしていると思います。わたしが1日半何も送らなくても、何も聞いてもないし、この先どうなるか自分でも分かりませんが、今回元に戻っても、こうやって少しずつ別れへ近づいていくのだと思います。

 

ふっと虚しくなり、疲れが出て、嫌気がさして、ラインが送れなくなる。

お互い傷つけ合う破壊的なケンカも増えていく。

これも別れのプロセスです。