彼との出会い④
食事をしてそこから、すぐの夜景の見える場所に行きました。
海沿いで、1月だったので、とても寒く少し外に出て写真を撮り、その後は車の中で話しをしていました。途中彼が車を降りて、どこに行ったのだろうと待っていると、暖かい飲み物を渡してくれました。
その日はそのまま送ってもらい、帰宅しました。
彼は本当のことを話すとわたしが離れて行くと
思っていたのか、なかなか会えないことを話しませんでした。
(それでわたしは苦しむことになったのですが)
仕事は1か月ごとに地方を回って、その間はレオパやホテル暮らし、
現場から現場に移動のことも多く、会えるとしても直前しか
分からない状態でした。それは今も続いています。
彼が一旦自宅に戻っても、私の家とは高速を使っても
早くて1時間以上かかる距離です。それも時間によっては
大渋滞をする観光地です。電車を使うとぐるっと迂回するので
往復5時間。
そんな物理的にもなかなか会えない、そしてお互い既婚という難しい
立場の恋の始まりでした。