思考を止めるとストレスが減る

悩みの渦中にあり、悩みと一体化すると、思考はぐるぐる回りますね。私は、普段は思考を意識的に止めることができます。

 

考えるのをやめたくなったら、スイッチを切って「無」になれます。

 

当然ですが、余計なことを考えないと、脳が休まるので、ストレスも減ります。私は、カウンセリングや、このブログ以外でも、文章を書くことをしているので、常に脳はフル活動。時間があれば、様々な音源を聴いています。なんか、疲れたなと思っていて、

 

ある時、あれ?私、今何も考えてないって、気づいたのです。そして瞬間的にではなく、長く続けられました。

 

私たちが生きていて、辛いなと感じる理由は、勝手に湧いてくる自動思考のせいなのです。これはコントロールできない場合もありますが、何もない穏やかな時には止めることもできます。コントロールできない状態とは、はじめにも書いた悩みと一体化した状態にあるときです。大きなアクシデントに見舞われたときは、どうしても自分を守るために緊張状態を作るのです。問題から逃げるために解決策を脳が探すのですね。それで、解決策が出てこず、これ以上動いたら危ないと判断すると、脳は体を動かさないようにします。これが「うつ状態」の始まりです。

 

思考を一時的に止めるように、日ごろから訓練をしておくといいかと思います。

最近は宗教色をなくした、マインドフルネス瞑想などがあります。瞑想までしなくても、何も考えない時間を作れるようにすると、ストレスが軽減されやすくなります。最初からは無理かもしれません、1分2分から始めてみてください。意外と難しいですよ。コツは思考が出てきたら、受け流す感覚です。出てきたら消すの繰り返し。そしてうまくできなくても、自分を責めないことです。