頑張ってる彼氏に愚痴を言わせたい?

昨日の励ましからの流れでもう一つ。お節介なお話しですが、これも、参考になれば。

 

カフェのとなりの席の人がこんな話をしていました。

 

「彼が親の介護をしててさー、もっとわたしに愚痴や泣き言を言っていいんだよって言っているんだけど、少ししか言ってくれなくて、もっともっとって言ってるんだ」

 

これ、どうかなー。

 

女性は40台半ばか後半くらいでした。彼も、介護が必要な親御さんがいるということは、同じくらいか、もう少し上の年齢かな。

 

話から推測すると、人任せに出来ず、親の世話をしている心優しい彼氏さん。結婚もまだです。これまで、どれくらい一人で頑張って来たことか。泣き言や愚痴なんて人に言ったことがないでしょう。女性同士は愚痴を言ったり、聞いたり、感情の共有だけで、癒されることがありますが、男性は少し違うのです。多くの人が強くいたいのです。(女性性の強い男性は愚痴が多いです)

 

すごーく頑張っている人に、「そんなに頑張らなくてもいいよ」って言いたくなる気持ち良く分かりますね。わたしも言いたい。

関係が近ければ、なおさらのこと。もっと楽になるように、何とかしてあげたくなります。

 

でも、頑張ってる側からすると、無責任な頑張らなくていいという言葉は、今の頑張りを否定されたと感じることもあるのです。

 

愚痴や泣き言を言えば、言われた側には、本音を言ってもらえて、まるで自分がが助けたような自己満足感を得ます。わたしだけに言ってくれたー!なんて。

相手が言いたいなら話は全く別ですが、男性が彼女に弱い自分をさらけ出すのは、ものすごくハードルが高いのです。それより、「何か少しでも手伝えることはない?」の方がよほど、有り難いと思います。どうも、彼女、手は出したくない様でした。

 

頑張っている人には、例えばハードワークしている人に、「〇〇くんの頑張り、ちゃんと見てくれる人いるよ。〇〇くんだから出来ることだと思う。

でも、時々、休むことは仕事を効率よくするのに必要だよね。」などと、休むことも仕事うちに。

 

コミュニケーションスキルは学んで、練習すれば上達するものです。プラスして、相手の立場や気持ちも考えれば、いい人間関係が築けますよ。