自分、自分ではなく、相手に興味、関心を持つと

普段、カウンセラーとして、中には先生と呼んで下さる方もいますが、彼には背伸びせずおバカなわたしのままでいます。偉そうに心理学用語も使わず、アドバイスも一切しません。あまりありませんが、遠回しにヘルプが来た時は、一般的なことは言います。

会った頃はカウンセラーではなかったので、出会ったままの自分でいます。ありのままの自分でいます。

 

彼はかなりハードな仕事をしていますが、自慢話や愚痴を言わず、彼もおバカな彼のまま変わらずいます。

 

見えない世界の話ですが、どちらかが、ぐーんと心の成長をすると、ついていけないもう片方とは波長が合わなくなり、自然と離れることになります。

 

わたし達は、お互いが素はおバカなので、そこは変わらずにいます。社会的には頑張って大人の顔をしていますが、ふっと楽な素に戻れる場所なのかもしれません。

 

わたし達人間は良いところを相手に見せたいとか、認められたいという、承認欲求が必ずあります。だから時に自分を大きく見せたくなります。でも大切な人に自分を大きく見せたところで、何になるのだろうと思うのです。

 

ただ、お互い相手の頑張っているところは認めて褒める。自分、自分ではなく、相手に興味を持つ。正確にいうと、相手のしていることに興味を持つようにする。人は相手に興味を持つと、コントロールしたくなるので、相手の興味、関心のあるものに興味を持つ。

 

皆さんも、自分の興味、関心を持っていることに、相手が興味を示してくれると、嬉しくないですか?