自分、自分ではなく、相手に興味、関心を持つと

普段、カウンセラーとして、中には先生と呼んで下さる方もいますが、彼には背伸びせずおバカなわたしのままでいます。偉そうに心理学用語も使わず、アドバイスも一切しません。あまりありませんが、遠回しにヘルプが来た時は、一般的なことは言います。

会った頃はカウンセラーではなかったので、出会ったままの自分でいます。ありのままの自分でいます。

 

彼はかなりハードな仕事をしていますが、自慢話や愚痴を言わず、彼もおバカな彼のまま変わらずいます。

 

見えない世界の話ですが、どちらかが、ぐーんと心の成長をすると、ついていけないもう片方とは波長が合わなくなり、自然と離れることになります。

 

わたし達は、お互いが素はおバカなので、そこは変わらずにいます。社会的には頑張って大人の顔をしていますが、ふっと楽な素に戻れる場所なのかもしれません。

 

わたし達人間は良いところを相手に見せたいとか、認められたいという、承認欲求が必ずあります。だから時に自分を大きく見せたくなります。でも大切な人に自分を大きく見せたところで、何になるのだろうと思うのです。

 

ただ、お互い相手の頑張っているところは認めて褒める。自分、自分ではなく、相手に興味を持つ。正確にいうと、相手のしていることに興味を持つようにする。人は相手に興味を持つと、コントロールしたくなるので、相手の興味、関心のあるものに興味を持つ。

 

皆さんも、自分の興味、関心を持っていることに、相手が興味を示してくれると、嬉しくないですか?

わたしの誕生日は

今年のわたしの誕生日は彼と会えることになりました。

 

実はこれまでの数年間、彼はわたしの誕生日を毎年忘れていて、わたしから今日誕生日と言っていました。

毎年、彼の罪悪感は強くなり(笑)

 

皆さんの中にも、彼氏に誕生日を忘れられた経験は一度くらいあるのではないかと思います。ここで、やりがちなことは、誕生日を忘れられた=愛されてないという思い込み。

 

男性はなぜ誕生日を忘れるか?それはその男性が自分の誕生日をそこまで大切な日と思っていないからなのです。中にはきちんと彼女の誕生日を覚えている人もいると思います。それはどちらかというと、女性性が強い人。つまり女性の感性が強めの方だと思います。もしくは、以前の経験に基づいて、以前彼女の誕生日を忘れて、酷い目に遭ったか、覚えていて上手くいった成功体験が印象に残っている人だと思います。

 

わたしも一年目はがっかりしました。あーやっぱりわたしは愛されてないとも感じました。そもそもその頃は今よりも会えなかったので、愛されない証明探しをしていたのです。

 

それが今のスクールに入り、心理学を学んでいくうちに、そんな小さなことよりも居てくれることに感謝の気持ちが湧いて来て、怒りも寂しさもありませんでした。

 

今年から共有のスケジュールアプリを始めたので、その助けもあり、早くから誕生日の計画を立ててくれていたようです。

 

受け入れることと、犠牲は違うのですが、見返りを求め過ぎず、相手の立場に立って考えると、思い込みからのケンカも少なくなるのですね。

 

 

 

 

彼を責めると

詳しくは書けませんが、クライアントさんからのご相談で、元カレへの怒りが収まらず、会う機会があったら、相手に怒りをぶつけたいとおっしゃっられる方がいます。

 

こちらのお客様ではないのですが、もう10数回お話しさせて頂いて、カウンセリングには大切な信頼関係も出来ているので、私からはっきり意見を言わせて頂くこともあります。今回は。。。

 

元カレに怒りをぶつけるのはいいですが、その後もう二度と彼と会えなくなる覚悟はしておいて下さい、と。

 

男性は責められるが大嫌い。それは自分は役ただずかもしれないと「無力感」を常に感じているからです。男性は無力感。

一方女性はというと、無価値観。大切にされない自分は価値がないとか、気持ちを分かってくれない、自分は愛されていないと感じる悲しさ。

 

彼に無力感を感じさせると、最悪、音信不通となることがありますが、逆に彼に力、役に立っていると感じてもらえれば、離れていくことも少なくないと思います。ただ行き過ぎて感謝もなく甘え過ぎはNGですよ。

彼を受け入れられたら

わたし、もねは穏やかな日常をおくっています。

9月になって涼しくなったら、横浜美術館のモネ展に行くつもりです。

 

ただ今、いえずーーと前から、彼への執着の手放しを目指しています。あ、執着を手放す=お別れではないのですよ。

彼しかいない、彼がいなければ生きていけないというような、しがみつきをなくせればと思っています。

 

人間多かれ少なかれ、執着や依存はしています。だから「執着してしまう自分」を嫌う必要はないのですが、これが苦しみとなると、出来れば手放した方が楽に生きられますよね。

 

どうやって手放すか?

 

前にも書いていますが、まず、本当の相手をしっかり見る。え?本当?本当の彼見ていますよ?とおっしゃって下さる方が多いのですが、彼を理想の彼に自分でしていませんか?

 

普段からなかなか会えなかったり、連絡もあまり取り合えないカップルの場合、相手を美化してしまうケースが、とても多いのです。

 

彼の良い部分しか見ていないと、きっと彼はこうゆう人に違いないと、勝手に理想的な男性に創り上げてしまいます。

 

でも、人間良い所も、悪い所もあって当然。良い所は受け入れられるけど、悪い所はダメ、こんな人と思わなかった、ではないのですね。

 

お互い悪い所も受け入れられれば、長続きする関係になれます。受け入れられるは犠牲ではないので、そこは間違わないで下さいね。

 

受け入れると犠牲は違うのです。その違いは、受け入れるは苦しくないけど、犠牲は苦しい。そんなことできないと言われます。わたしもそうでしたから。

 

相手を受け入れるには、ダメな自分を自分で受け入れるのです。自分のダメな部分を許して、受け入れると、相手のことも受け入れられるし、相手からも自分のダメな部分を受け入れてもらえます。

 

 

 

 

◆お礼及び、次回無料カウンセリングのご案内

先日は急に開催したにも関わらず、無料カウンセリングをご利用頂き、ありがとうございました。ご縁に感謝です。

 

カウンセリングご利用頂いた方は、ラインでご報告やご相談、簡単な回答となりますが随時 承りますので、お気軽にどうぞ!

 

これからも時間がある時に、予め告知をさせて頂き、続けていけたらと思っています。

 

本業が、夜間の枠メインでやらせて頂いているので、こちらは昼間〜夕方となり、お仕事をされている方は、なかなかご利用出来ない時間帯で、申し訳ないのですが、タイミングが合いましたら、是非お申込み下さいね。

 

◇次回開催のお知らせ◇

 

2018/09/03   ①13:00-13:30 ②14:00-14:30

 

9月中旬にも開催予定していますので、宜しくお願いします。

 

もね

 

 

価値がないから頑張る。

自分には価値がないから頑張る。これ、全ての人が持っているらしいです。0から100点になるように頑張る。でも100点は永遠に取れない。もうすぐ届きそうと思っても逃げていくのです。無価値感は原動力になるので、全く必要がないわけではないのですが、恋愛はちょっと違うようで。

 

愛されたい!頑張る!でも永遠に満たされない。少しでもサボると、減点されるので、休むことなく頑張る。彼の機嫌を取って、我慢して、犠牲して。誰が減点しているかと言えば、彼ではなく、自分なんです。

 

本当は何もしなくても愛されるのに、自分には〜しないと愛される価値がないと思いこんでいるから頑張る。そして満たされない思いは、不足感になります。不足感はくれくれちゃんになりますから、彼からどんどんエネルギーを奪います。

 

不足感=依存となるのです。

 

エネルギーを奪われるのは、彼も嫌ですから逃げます。100点が逃げるのと同じですね。始めはかわいい彼女でも、いつも愛して愛して〜って来られたら誰だってウザくなります。

 

だから無価値はいらないのです。人から奪う価値ではなく、自分で自分を満たす、自己承認が必要なのですね。いつも満たされる女性って魅力的じゃないですか?

 

 

 

 

ハードワークをする理由

皆さまの彼もハードワークをしている人はいると思います。なぜハードワーカーになるか?今日は心理学を少し。

 

ハードワーク、それは罪悪感か無価値から来ていることが多いです。簡単に言うと、仕事を休むのは他の人申し訳ないと思うのは、罪悪感ベース。働かない自分には価値がないと思うのは無価値ベース。

もちろん両方ある場合もあります。

 

罪悪感は「こんな自分は罰せられるにふさわしい」と、自覚してない無意識領域で思い込んでいます。罰せられるに決まっていると思っていると、外側の世界で本当に罰せられることが起きるのです。仕事をミスしたり、自分の所にだけ大量に仕事が舞い込んで来たり、それでオーバーワークとなります。それも自分の無意識(潜在意識)が起こさせているのです。

 

潜在意識の力って物凄いらしいです。私たちが頭で考えていることは、顕在意識で、脳の3〜10%しかなく。残りは自覚できにくい潜在意識、無意識、集合的無意識が90〜97%もあります。潜在意識を味方にすると、何でも叶うと言れています。

 

オーバーワークは悪いことではなく、動機さえ間違えなければいいのです。罰せられるためではなく、価値を証明するのではなく、誰かのために、自分のために働く、愛が動機になれば問題はないのです。ハードワークをしている本人もそれを分かってない人が多いです。