心理学講座 褒めるテクニック

心理学を今日は書きたいと思います。わたし、こ難しい用語を使うことが、あまり好きではないのですが、読むのは大好き。

心理学を利用した効果的な褒め方を伝授します。

 

まず始めに、ジョハリの窓について簡単に説明してみます。

 

「解放の窓 」  自分も他人も知っている自分

 

例えば、自分の場合を挙げてみますね。

わたしは女性だ。

わたしは犬が好きだ。

わたしは甘いものが好きだ。

 

「秘密の窓」 自分は知っているが、他人は気づいていない自分

 

例えば、わたしは密かに○○に復讐を企てている(笑)執念深い。

 

「盲点の窓」  自分は知らないが他人は気づいてる自分

 

例えば、スクールに通うようになって、よく面白い人って言われます。それまで自分が面白いなんて微塵も思っていませんでした。

 

「未知の窓」 誰からも知られていない自分

 

これは何でしょう?めちゃめちゃ体力があったりして。(体力ないことがわたしの弱点と思っています)

 

人を褒める時に、「盲点の窓」の部分を褒めると効果的と言われています。

例えば、自分は凄く気難しいと思っている人に、「寛容ですね」って言うと。言われた本人は「え?何言ってるの?この人」って思うと同時に、気難しい自分を嫌っているので、少し嬉しい気持ちになります。でもまだ本人は何この気持ち?って感じです。

 

その言葉が繰り返し頭の中を巡り、もしかして、自分は寛容だったりして?とニヤけて来たり。ずっと自分にダメ出しをして来た部分を、「寛容」って発見して認めてくれた人のこと悪く思わないですよね。こんなに自分のこと見てくれてたんだって、それはそれは嬉しいです。

 

人は多面性で、その人にも色んな面があり、本当に思っていなくてもいいって言いますが、相手に「こんな所が寛容ですね」と根拠も添えると効果大だと思います。

 

もっとプラスできる方法を教えちゃいます。

相手の行動を観察して「さっき、店員さんが注文を間違えた時に、とっても優しく対応されていましたよね。あの笑顔素敵でした。癒されました」なんて少し前の実際の行動を褒めると更に効果的。あーちゃんと見てくれてる人がいた!って。

 

相手の頭の回路は「寛容」=「誇らしい自分」=発見してくれたあなた=認めてくれる、好意

と、うまくいけばなる訳ですね。

 

でも、これ、あまり気持ちがない人にすると、面倒なことになるので、相手を間違わないようにして下さいね!