どうにもならない事情

愛の反対は無関心。マザーテレサの言葉です。彼に対して、全くの無関心ではないので、まだ愛はあります。

 

彼は、モテるタイプなので、女性と付き合うことは、多分簡単にできると思います。でも、付き合った後が大変。とにかく多忙。詳しくは書きませんが、ブラックなんてものじゃありません。彼の会社に入社しても、体力も精神力も必要なために、すぐに辞めて行く人がほとんどらしいです。歯医者に行きたくても長く治療できる時間がないので、抜くしかないのです。大病をして入院しても、退院すれば、容赦なく過酷な現場へ戻されます。今の日本で?と、聞けば聞くほどキツそう。

 

会えない、連絡もままならない。女性はこれでは離れていきます。わたしはなぜここまで付き合っているのか、自分でも不思議です。

 

助けたい症候群の、わたしだからかもしれません。今は彼は自宅にいますから、わたしが心配する必要もないので、気持ちが落ちているのかもしれません。

 

彼の奥さんは、彼が家族と向き合う人ではないので、諦めているようです。彼もまた、もはや奥さんではないと言っていました。地方で、手術をして、管につながれ夫に、何の看病をしなかったのですから、優しい彼がそう思っても仕方ないですね。

以前はよく知らなくて、子供たちがいるので、奥さんは看病に行けないと思っていましたが、隣に奥さんの実家があり、子供も小さくないので、いくらでも行ける環境です。

 

それでもどうにもならない事情があって、それぞれが精一杯生きていることには変わりないのですね。