彼に気持ち悪さを感じる時
彼の住んでる県に遊びに行くと、だいたい同じホテルに行きます。
海っぺりにある、窓にはカーテンがかかっていて、小さなバルコニーに出ることができるホテル。
彼が選ぶ部屋はいつも上層階。でも、田舎のホテルなので、たいした高さではないんです。
私はそこからの景色が大好きでした。
海が広がり、夜になると対岸にはキラキラ光る夜景。左を向くと工場の夜景。私のブログの背景です。
そのホテルの名前はカタカナで少し覚えにくく、私は今もぼんやりと間違って覚えています。
でも、彼はしっかり覚えているんですよね。
このホテル、元カノとも使っていた馴染み?の場所。きっと、同じ部屋ってこともあったと思います。
はじめは私も嫌でした。でも、かなり前のことのようだったので、次第に気にならなくなりました。
ただ、彼がホテルの名前をはっきり覚えてるのを改めて思うと、ちょっと気持ち悪さを感じたのです。
もちろん、私自身、そんなことを言える立場ではないのは十分、分かっています。
今日は、ちょっと自分のことは棚に上げて、ブログを書いています。
気づくと、彼の奥さんの目線で考えてるんですね。彼は沢山の人と付き合って、行くホテルも決まってて、奥さんはずっと裏切られてる。
二人の子供の面倒は仕事と言って、ほとんど見ることはなく、でも、物凄く人当たりが良いから、周りからはいいパパ、いい夫、いい婿だと思われている。
表面的にはとても真面目で、まさかこんなに浮気を繰り返しているなんて、想像がつかないと思うんですよね。
逆玉の彼。奥さんの実家にも助けてもらっていて、大変な仕事だと思うけれど、自分の自由に働いています。
きっと、私は彼と付き合いが長くなって、もし妻の立場だったら?って自然に考えるようになったんだと思います。
もし、今の彼の妻なら、たまらないなって思います。それを思うと誠実さがないって気づくんです。
彼は、来月会えるようでしたが、私はまた断りました。
いつも見ないところを、たまには正しく見てみることも必要なんですよね。